眼科手術をトータルにできる眼科クリニック「清瀬えのき眼科」住所:〒204-0011東京都清瀬市下清戸5-858-2 電話:042-491-7766

042-491-7766
気になる目の症状と治療 診療受付
えのき眼科
目の病気について > 網膜の病気
> 目の病気について > 網膜の病気

[ ご注意 ]
ここでのアドバイスは限られた情報だけで行うものであり、診療行為ではありません。
これらによって生じる不利益については当方では一切責任を負う事はできません。
異常がある時は必ず眼科専門医を受診してください。

眼の断面図

網膜の病気

網膜静脈閉塞症

網膜静脈閉塞症

眼の奥には網膜という薄い膜があり、カメラでいうところのフィルムのように、外から入った光情報を受け取っています。その網膜を通っている静脈(二酸化炭素や老廃物を眼から運び出す血管)が詰まってしまい、うっ血した結果、破裂してしまった状態が網膜静脈閉塞症です。破裂した血管の場所により、視力が落ちたり、あるいは視力はそのままで視界の端の方が見づらくなったり、といったように症状が異なってきます。

もともと網膜では血管が動脈(酸素や栄養を眼に運んでくる血管)と静脈で複雑に交叉しているのですが、その交差している部分で詰まってしまうことがほとんどです。高血圧や動脈硬化が関係していることも多いため、内科で検診を受けていらっしゃらない方がこの病気になった場合は、そちらのチェックも早めに行うことをお勧めします。

治療は、出血した網膜の範囲によって異なります。視力が良い場合は内服薬で様子をみることもありますが、網膜の中心部が傷んで視力が落ちている場合には、当院では硝子体注射や硝子体手術(本院のみ対応可)、あるいは視力の有無にかかわらず循環が悪くなった網膜が広範囲に及ぶ場合には網膜レーザー光凝固術を行っています。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症
  1. 初期
    眼底に微量の出血がみられるようになった時期で、視力はあまり低下しません。
  2. 増殖前期
    細小血管が塞がってくる時期で、危険な状態です。自覚症状はあまりありません。
  3. 増殖期
    新生血管や増殖組織ができた時期で、完治が難しく、自覚症状もあります。
糖尿病とは血液の中に含まれる糖分(血糖値)の上げ下げがうまくいかず高くなり、それに伴ってさまざまな症状や、他の病気を引きおこす病気です。なかでも、血液が流れる血管が傷んでしまうことは有名で、糖尿病の三大合併症といわれる「糖尿病網膜症(目)」、「糖尿病性腎症(腎臓)」、「糖尿病性神経症(神経)」はいずれも、それぞれの部分を流れる血管が非常に細いため、傷んで出血したり、詰まってしまった状態です。

糖尿病網膜症になっても初期のうちは症状がないのですが、進行してくるとどんなに良いメガネをかけてもぼやけて見えたり、あるいは歪んで見えるようになってしまいます。また、網膜は一度機能が悪くなってしまうと元通りになるのはほとんど無理です。実際に現在の日本で、見えないことを理由に身体障害者手帳をお持ちの方の割合は、糖尿病網膜症が第2位となっています。

糖尿病網膜症は、糖尿病になってすぐに発症してくるわけではなく、血糖コントロールの状態や、糖尿病になってからの期間が関係してでてきます。また、網膜症がでてくるくらいの糖尿病をお持ちの方は、症状がなくてもすでに心臓や脳の血管が傷んでしまっている可能性が非常に高いです。したがって糖尿病網膜症になってしまった場合には、眼科での検査・治療と並行して内科での治療も見直していく必要があります。

眼科での治療は、血管を強くしたりや循環をよくする薬を飲んでいただきますが、進んでしまった場合は網膜レーザー光凝固硝子体注射(いずれも本院、清瀬院ともに対応可)、硝子体手術(本院のみ対応可)といった処置が必要です。

網膜剥離

網膜剥離網膜は約0.3mm程度の非常に薄い膜ですが、10層構造になっています。なかでも特にものを見るのに重要な「視細胞」は網膜の裏面に近い9層目にずらっと並んでいて、接している脈絡膜のサポートを受けています。
さまざまな原因で網膜に穴が開くと、網膜と脈絡膜のすき間に眼球の中の水が回って網膜が浮いてきます。これが網膜剥離です。剥離した網膜は脈絡膜のサポートを受けることができなくなり、機能が落ち、場合によっては剥離した範囲が広がって失明につながる恐ろしい病気です。

症状は、まず飛蚊症(蚊やゴミが飛んでるように見える)や光視症(視界の端に、チカチカ光が走る)といったものがおき、続いて見える範囲が徐々に狭くなってきます(網膜の剥がれが広がってくるため)。50歳以降でおきた網膜剥離の場合は、目の中の硝子体が若い頃と比べて水っぽくなっているため、網膜剥離が進行する速度は速いです。自然に回復することはないため、失明を防ぐには何らかの治療が必要になります。

開いた穴や剥がれた網膜の範囲が小さい場合には網膜レーザー光凝固で治療できます。まだ剥がれていない部分の網膜にレーザーでヤケドをつくり、癒着を促すことで進行を止めますが、これはその日のうちに当院でも可能な処置です。そうでない場合には眼球の外からシリコンのバンドで押さえつけたり、眼球の中から特殊なガスを入れて網膜を貼りつける手術が必要で、こちらは本院であれば対応可能です。

ぶどう膜炎や糖尿病網膜症などの病気が原因で網膜に穴が開かずに網膜剥離がおきてくる場合もありますが、その場合には原因となっている病気の治療を行ったうえで手術が必要か検討します。

網膜前膜・黄斑前膜

網膜前膜・黄斑前膜

網膜の表面に薄皮のような膜が張ってしまった状態です。網膜の中でもモノを見る中心部のことを特に「黄斑」と呼ぶため、網膜前膜あるいは黄斑前膜といいます。膜のせいで網膜へ届く光が遮られ、その膜が縮んで網膜にシワができてしまうため、視力低下、かすんで見える、ゆがんで見えるなどの症状が出てきます。

ほとんどの方は検査で見つかっても症状が軽く、進行も遅いため定期的な検診だけでよいのですが、進行して症状が悪化してきた場合には手術が必要です。点眼や内服では効果がありません。

手術はえのき眼科 本院のみで行っておりますが、眼の中に直接細い器具を差しこんで、膜を剥ぐ処置を行います。かなり進行してから手術をしても機能が回復しにくいため、定期的に診察を受けていただいて視力や膜の厚みをチェックする必要があります。また、この病気の場合には手術をしてすぐに見え方が回復するわけではありません。手術後半年~1年程度かかってゆっくりゆがみが改善してくるため、手術が終わった後も辛抱強く回復を待つ必要があります。

黄斑円孔

黄斑円孔

黄斑円孔とは、網膜の中心である黄斑に穴が開いてしまう病気です。人間は例えば本を読むとき、黄斑部に読みたい文字の焦点を合わせています。黄斑部に焦点を合わせれば1.0まで視力がでる人でも、そこから1mmもずれた網膜では0.1程度しか視力がでないためです。黄斑に穴が開くと当然そこだけ見えなくなるので、モノを見ようとしたときに真ん中だけ見えなかったり、あるいは中心がすぼまって見えるといった症状が出てきます。

点眼や内服では治療効果がなく、治療には手術が必要です。放っておくと開いた黄斑円孔から網膜の裏側に水が回り、「黄斑円孔網膜剥離」となって見づらい範囲が広がってしまいます。手術では眼の中に直接細い器具を差しこんで、円孔の周りの網膜の表面の薄皮をはぎ取ります。この薄皮をはぎ取ることで穴の周りの網膜が伸びやすくなって黄斑部で再度くっつくのを促し、最後に特殊なガスを眼の中に注入します。穴が塞がるまでの間、ガスが穴のところに十分あたるよう、うつ伏せの姿勢を保つ必要があります。眼の中に入れたガスは、その種類によりますが2週間程度でほとんど吸収されてなくなります。視力は改善することがほとんどですが、ゆがんで見える症状はある程度残ってしまいます。

中心性漿液性網脈絡膜症

中心性漿液性網脈絡膜症

網膜の下には脈絡膜という膜があり、網膜の機能をサポートしています。そのため脈絡膜は血管が多く、血流も非常に良くなっています。この脈絡膜から血液の成分が漏れ出し、網膜の下に水たまりを作ってしまった状態が中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)という病気です。特に網膜の中心に水が溜まりやすく(中心性)、溜まる液体がサラサラ(漿液性)のためこのように名付けられました。溜まった水のせいで網膜が盛り上がってしまうため、ゆがんで見えたり、色が変わって見えるなどの症状が出てきます。

この病気は変わった特徴があり、特に30〜40歳代の男性におきやすいとされています。男性は女性の約3倍なりやすく、過労や睡眠不足などのストレスがたまった状態でおきやすいとされているため、働き盛りの男性は注意しましょう。アレルギーや自己免疫性の病気で使う「ステロイド」という種類の飲み薬を使っている方もかかりやすいと言われています。

治療は、循環改善薬や利尿作用のある漢方薬などを飲んでいただくほか、水が漏れている部分の網膜をレーザー光凝固治療することがあります。一番確実なのはレーザー治療ですが、病気の原因が網膜の中心近くにあるため逆効果になることもあり、造影検査などでレーザー治療可能と判断された方に限られます。

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性

網膜の下の脈絡膜から血管が上に伸びてきて、網膜の下や上に出血したり、むくみをおこして視界の中心部が見づらくなる病気です。症状はゆがんで見える程度から、中心が全く見えなくなる重症のこともあります。欧米では中途失明の原因のトップがこの病気です。日本ではもともとあまり多くない病気だったのですが、生活習慣の欧米化の影響からか徐々に増え、現在は第4位となっています。

内服薬で効果があるものはないのですが、抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンC、Eのほかに亜鉛などを加えたサプリメントは初期の徴候が出ている方の進行予防に効果があることがわかっているため、当院でも取り扱っております。喫煙は悪化の原因となりますので喫煙者の方は止めるべきです。その他に硝子体注射や光線力学療法といった治療が行われていますが、当院では入院の必要がない硝子体注射のみ行っています。硝子体注射は眼の中に直接、効果のある薬剤を入れる方法です。一度で済むことはほとんどなく、検査で網膜の状態を確認しながら1ヶ月以上間隔をあけて注射を追加していきます。
お問い合わせはコチラ-詳しい内容など、お気軽にお問い合わせください-
清瀬えのき眼科 外観
清瀬えのき眼科

〒204-0011
東京都清瀬市下清戸5-858-2
042-491-7766
[ 診療受付 ] 午前9〜12時 午後3〜6時
[ 休診日 ] 水・日・祝

えのき眼科
© 2014-2018 清瀬えのき眼科